2000年代を代表する大人気オタクカルチャーアニメ『ケロロ軍曹』。テレビアニメ放送終了から長きにわたる沈黙を破り、実に16年ぶりとなる新作映画『新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』が公開されました。
旧声優陣による「集大成のラスト作品」として、往年のファンから涙ものの期待を寄せられていた本作ですが、蓋を開けてみればネット上は大炎上。「平成の思い出をドブに捨てられた」「最悪のワースト映画」と悲鳴が上がっています。
一体、劇場のスクリーンで何が起きていたのか? ファンが激怒する理由と、その裏にある商業的な問題点を徹底的にまとめました。
1. 公開初日に前代未聞の不祥事!『進撃の巨人』パロディを「無許可強行」で公式謝罪
本作が面白さ以前の問題として大炎上している最大の引き金が、他作品へのコンプライアンス違反トラブルです。
作中には様々な他作品のパロディが盛り込まれていますが、なんと『進撃の巨人』のパロディ演出について、事前に権利者側から明確に「NG(拒否)」の意思表示をされていたことが発覚。それにもかかわらず、制作側は「社内の深刻な伝達ミス」を理由にそのままアニメを作り続け、劇場公開してしまいました。
結果、公開初日に公式が謝罪文を出すという、アニメ映画史に残る前代未聞の不祥事をやらかす事態に。銀魂のような「怒られちゃいました〜w」という内輪ノリを気取ろうとした結果、ガチで笑えない大事故を起こしてしまっています。
2. ケロロを私物化!? 脈絡のない「福田監督作品アベンジャーズ」にファン絶望
ケロロ軍曹のパロディといえば、ガンダムやエヴァといったオタクカルチャーへの深い愛とリスペクトが魅力でした。しかし、今作の総監督・脚本を務めた福田雄一監督がやったのは、**「自分自身の過去作の宣伝・私物化」**でした。
物語の途中で、何の脈絡もなくアニメ版『勇者ヨシヒコ』のキャラが登場し、ケロロたちが一切映らないまま数分間も身内会話を続ける。
佐藤二朗氏がお釈迦様のような役で出てきて、10分以上もダラダラと喋り続ける(福田監督の『聖☆おにいさん』と全く同じ演出の使い回し)。
なぜか福田監督が手がけた**「実写版『銀魂』」のキャラをあえてアニメ化**して登場させ、終盤の盛り上がる戦闘シーンに水を差す。
福田監督はインタビューで「以前から福田作品アベンジャーズをやりたかった」と語っていますが、ファンからは**「なぜそれをケロロの16年ぶりの集大成でやるのか」「ケロロたちが完全に蚊帳の外で、見ていて精神的に苦痛だった」**と、怒りを通り越して落胆の声が相次いでいます。
3. 「プロの声優をノイズで汚すな」シソンヌ長谷川のナレーションに批判殺到
アニメ版『ケロロ軍曹』において、ナレーション(故・藤原啓治さん)はケロロ達と会話を繰り広げる「メインキャラクター」の1人として重要な役割を持っていました。
今作ではその代役に、福田組の芸人であるシソンヌの長谷川忍氏が起用されましたが、これが大不評。長谷川氏本人に罪はないものの、演技や声質がプロの声優陣から完全に浮いてしまっており、作品の大きなノイズになってしまっています。
さらに、台本自体のセンスも最悪で、パロディ元の名前が出そうになると「あ、それ以上は怒られますよ〜」といった安易なメタツッコミを延々と繰り返すだけ。演出のグダグダさに拍車をかける結果となりました。
4. なぜこうなった?「映画を売るため」にケロロが利用された商業的な闇
なぜ、アニメを全く研究していない実写映画の監督が、これほど歴史あるアニメの総監督に選ばれたのか。そこには大人の汚い裏事情(マーケティングの闇)が透けて見えます。
元々、ケロロ軍曹単体の映画では、現代の映画市場において興行収入5億円前後が限界だと試算されていました。そこでプロデューサー陣が「客寄せパンダ」として目をつけたのが、芸能界に強大なコネを持つ福田雄一監督でした。
福田監督のツテを利用することで、主題歌の「あのちゃん」をはじめ、山田孝之、ムロツヨシ、佐藤二朗、鈴木亮平、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、吉沢亮といった、実写映画ならアホほど売れる超ビッグネームを芸能人声優として総動員することに成功したのです。
しかし、その結果出来上がったのは、ケロロ軍曹への愛がある映画ではなく、**「ケロロ軍曹の知名度と予算を利用して、福田監督が身内の人脈自慢をするための映画」**でした。
■ ネット上・ファンの反応まとめ
「16年間待った結果がこれ? 思い出を完全にレイプされた気分」
「映画が終わった後、劇場の電気がついた時の観客の『無』の空気感がヤバすぎた。完全に冷え切ってた」
「役者や声優は1ミリも悪くない。こんなクソ企画にGOサインを出したプロデューサーの罪は重い」
「今回は集大成でもなんでもない、集団幻覚。一旦記憶を消して、もう一回ちゃんとした新作を作ってくれ」
「次は自分の大好きなアニメが『福田雄一ウイルス』に感染して私物化されるかもしれないと思うと恐怖で震える」
映画レビュー動画などでも「今年ワースト映画確定」「映画界における失敗のモデルケース」とまで酷評されている本作。平成を彩った名作のラストを飾るには、あまりにも悲惨すぎる大事故となってしまいました。

コメント